2022.12.20 2日目
朝ごはんを少し食べ、そそくさと軽自動車に乗り込む。ほぼプランが無いが、林道があれば入ろうというスタンスで車を走らせる。午前中はひとまず現在地より北上することにした。
▲相変わらず海が綺麗。
海岸線を運転する気持ち良さに心を洗われながら第一ポイントに到着。
林道、川沿い、良さそうな材は手をつけてみたものの全くと言っていいほど何もいない。
M氏はルイスツノヒョウタンクワガタと思われる幼虫を数匹とオオゴキブリなどをゲット。私は何も出せなかった。
ポイントに見切りをつけ更に北上。
またしても川沿いを見ていると埋没倒木をM氏が発見。持ち上げるとのそのそ這い出てくる生き物が。
おー、オキナワシリケンイモリ!
今日も会えたね!
倒木の下にいるなんて、昔見たファイヤサラマンダーの現地映像みたいじゃないかと勝手に思った。水辺が近いとは言え、こんな陸地にもマジでいるんだなと驚く。
※手は冷やして触っています。
オレンジ色の腹が綺麗なメス。
このポイントではイモリの他に蝶を数種見ることができた。同定できた限りでは
ツマベニチョウ
リュウキュウムラサキ
ナガサキアゲハ
しかしクワガタの類は一切見つからず。
いい時間になったので昼飯を食べにペンション周辺まで南下。今考えると、午前中にクワガタの薄いポイントに時間を費やしてしまったのが今遠征の敗因の一つだと思う。
飯処に到着~
▲ソーキそば定食
デン!
デデン!!
骨付き肉がなんとも野趣。またもや優勝してしまった。美味いよねソーキそば🤤
昼飯を終えて、午後の採集開始。
一転して今度は南下してみようとのことで車を走らせる。
手応えなし…。
また北上。良さげな林道あればすぐに入る林道ランガン採集。
ここでM氏はオキナワコカブトのメス成虫をゲット、私は数匹のコガネムシの幼虫を見つける。
今遠征で1番甲虫成分が高かったのはここかもしれない。
諦めずに材を叩くM氏
───ここでタイムリミット
……何も!!!…な゛かった…!!!!
結局めぼしい成果をあげることもなく宿に引き上げた。帰りの車のアクセルは朝より若干重く感じた。
シャワー浴びたら楽しい美味しい夕食の時間。
うめ…うめ……
オリオンビールはいつだって美味しいのだった。毎日優勝生活2日目!!!
テレビをつけながらの夕食。天気予報は南国らしい数字が並ぶ。
さて、夕飯を食べたら今晩もケブカコフキコガネを探しに夜道徘徊することに。
宿を出てからしばらくしてM氏が何かを見つける。
オキナワヒラタの頭部!!?
俄然テンションの上がる私達。こいつが見たかったんだよ!やっぱここにはいるんだなぁ(なんで今まで幼虫すら採れてないんだろ…)と再確認。
周囲からはタイワンクツワムシと思われる音がけたたましく響く。道路沿いで結構鳴いているので発生源を特定して茂みをよく見ると……
わかるかな?
ここ!
何匹も探していると見つけるのに慣れてくる。葉の上に乗って鳴いているイメージを持つとすぐ見つけられる。
まぁ当然の如く?ケブカコフキコガネは一向に羽音すら聞かせてくれない状態。
回れる所は回ったので一旦宿に戻ってくると…
あらま!オキナワアオガエルのメス!
タイワンクツワムシ以外にもコロコロコロとカエルの鳴き声が聞こえていたのでまさかその本人に会えるとはね。てっきり飛び跳ねて逃げるかと思いきや、普通に手乗りしたので簡単に捕獲できた。アマガエルくらいしかカエルに向き合ったことが無いが、こんなにも大人しいものなのかと不思議に思った。
部屋で眺めていたら、M氏の手から飛び跳ねて私の朝ごはん用の沖縄そば(ファミリーマート)に乗って動かなくなった。なんとも絵面がシュール。かえるそば。
1時間ほど部屋で休憩して、また夜道徘徊に戻る。
M氏、諦めずに竹藪を漁る。
ハイビスカス!
南国ですなぁ~~~
呑気に歩いていると…
ヒメハブだぁぁ……!!!!
こえぇ!!さっきの徘徊ではいなかったのでこの1時間の間に出てきたのか…クツワムシ探しとかで気軽に薮を覗き込めねぇな……。
気を取り直して夜道徘徊継続
リュウキュウジャコウネズミ!?
哺乳類も見れるとは思わなかったので嬉しい。
オキナワアオガエルのオスじゃん!!!
ペアで揃った…
1時間変わるだけで新たな生き物に遭遇できる。やんばるってすげぇなぁと感心した夜だった。
でかい方がメス(上)
M氏「かわいいねぇ🥰かわいいねぇ🥰」
楽しそうなM氏。
やんばるの夜空は満天の星。スマートフォンのカメラではこれが限界。是非現地で体感してもらいたいと思う。
昼間の採集は大敗北したものの、夜のやんばるにはかなり楽しませてもらった。1日遊び倒した心地よい疲労感の中、私達は眠りについた。
朝ごはんを少し食べ、そそくさと軽自動車に乗り込む。ほぼプランが無いが、林道があれば入ろうというスタンスで車を走らせる。午前中はひとまず現在地より北上することにした。
▲相変わらず海が綺麗。
海岸線を運転する気持ち良さに心を洗われながら第一ポイントに到着。
林道、川沿い、良さそうな材は手をつけてみたものの全くと言っていいほど何もいない。
M氏はルイスツノヒョウタンクワガタと思われる幼虫を数匹とオオゴキブリなどをゲット。私は何も出せなかった。
ポイントに見切りをつけ更に北上。
またしても川沿いを見ていると埋没倒木をM氏が発見。持ち上げるとのそのそ這い出てくる生き物が。
おー、オキナワシリケンイモリ!
今日も会えたね!
倒木の下にいるなんて、昔見たファイヤサラマンダーの現地映像みたいじゃないかと勝手に思った。水辺が近いとは言え、こんな陸地にもマジでいるんだなと驚く。
※手は冷やして触っています。
オレンジ色の腹が綺麗なメス。
このポイントではイモリの他に蝶を数種見ることができた。同定できた限りでは
ツマベニチョウ
リュウキュウムラサキ
ナガサキアゲハ
しかしクワガタの類は一切見つからず。
いい時間になったので昼飯を食べにペンション周辺まで南下。今考えると、午前中にクワガタの薄いポイントに時間を費やしてしまったのが今遠征の敗因の一つだと思う。
飯処に到着~
▲ソーキそば定食
デン!
デデン!!
骨付き肉がなんとも野趣。またもや優勝してしまった。美味いよねソーキそば🤤
昼飯を終えて、午後の採集開始。
一転して今度は南下してみようとのことで車を走らせる。
手応えなし…。
また北上。良さげな林道あればすぐに入る林道ランガン採集。
ここでM氏はオキナワコカブトのメス成虫をゲット、私は数匹のコガネムシの幼虫を見つける。
今遠征で1番甲虫成分が高かったのはここかもしれない。
諦めずに材を叩くM氏
───ここでタイムリミット
……何も!!!…な゛かった…!!!!
結局めぼしい成果をあげることもなく宿に引き上げた。帰りの車のアクセルは朝より若干重く感じた。
シャワー浴びたら楽しい美味しい夕食の時間。
うめ…うめ……
オリオンビールはいつだって美味しいのだった。毎日優勝生活2日目!!!
テレビをつけながらの夕食。天気予報は南国らしい数字が並ぶ。
さて、夕飯を食べたら今晩もケブカコフキコガネを探しに夜道徘徊することに。
宿を出てからしばらくしてM氏が何かを見つける。
オキナワヒラタの頭部!!?
俄然テンションの上がる私達。こいつが見たかったんだよ!やっぱここにはいるんだなぁ(なんで今まで幼虫すら採れてないんだろ…)と再確認。
周囲からはタイワンクツワムシと思われる音がけたたましく響く。道路沿いで結構鳴いているので発生源を特定して茂みをよく見ると……
わかるかな?
ここ!
何匹も探していると見つけるのに慣れてくる。葉の上に乗って鳴いているイメージを持つとすぐ見つけられる。
まぁ当然の如く?ケブカコフキコガネは一向に羽音すら聞かせてくれない状態。
回れる所は回ったので一旦宿に戻ってくると…
あらま!オキナワアオガエルのメス!
タイワンクツワムシ以外にもコロコロコロとカエルの鳴き声が聞こえていたのでまさかその本人に会えるとはね。てっきり飛び跳ねて逃げるかと思いきや、普通に手乗りしたので簡単に捕獲できた。アマガエルくらいしかカエルに向き合ったことが無いが、こんなにも大人しいものなのかと不思議に思った。
部屋で眺めていたら、M氏の手から飛び跳ねて私の朝ごはん用の沖縄そば(ファミリーマート)に乗って動かなくなった。なんとも絵面がシュール。かえるそば。
1時間ほど部屋で休憩して、また夜道徘徊に戻る。
M氏、諦めずに竹藪を漁る。
ハイビスカス!
南国ですなぁ~~~
呑気に歩いていると…
ヒメハブだぁぁ……!!!!
こえぇ!!さっきの徘徊ではいなかったのでこの1時間の間に出てきたのか…クツワムシ探しとかで気軽に薮を覗き込めねぇな……。
気を取り直して夜道徘徊継続
リュウキュウジャコウネズミ!?
哺乳類も見れるとは思わなかったので嬉しい。
オキナワアオガエルのオスじゃん!!!
ペアで揃った…
1時間変わるだけで新たな生き物に遭遇できる。やんばるってすげぇなぁと感心した夜だった。
でかい方がメス(上)
M氏「かわいいねぇ🥰かわいいねぇ🥰」
楽しそうなM氏。
やんばるの夜空は満天の星。スマートフォンのカメラではこれが限界。是非現地で体感してもらいたいと思う。
昼間の採集は大敗北したものの、夜のやんばるにはかなり楽しませてもらった。1日遊び倒した心地よい疲労感の中、私達は眠りについた。
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